指導用「形」T | |
平安初段 演武 鶴山 千沙 |
突き、貫手,拳槌、前蹴り、横受け、打ち落とし、手刀受け、支え受け、払い受けなど殆どの基本技が含まれる。 受けと突き、受けと蹴りを一挙動で行うところや猫足立ちによる手刀受けが多いところが特徴である。 分解 横受けから打ち落とし、続いて横打ち 後ろ横受けから中段蹴り 注意点 手刀受け |
平安二段 演武 鶴山 千沙 |
突き、打ち落とし、払い受け、揚げ受け、手刀払い受け等の初歩的な基本技であるが、十分に練習しないと次の高度な形に進めない。 何度も反復練習する必要がある。 分解 拳槌打ち落とし 注意点 後方中段突き 足の運び 四股立ち |
平安三段 演武 梶川 凛美 |
横受け、払い受けの同時受け、上段振り突きと肘当てによる同時攻撃、肘を用いての肘受けからの突きが特徴。 分解 縦貫手から四股中断横払いに移るところ 注意点 後ろ回し突きと肘打ち |
平安四段 演武 梶川 凛美 |
平安初段と同様に、ほとんどの基本技で構成されており、特に手技では背刀受け(小手受け) 交差受け、裏拳打ち、肘当てなど多彩であり、また蹴りでは、前蹴り、膝蹴りと平安の形中では、最も足技が多く使われる。 受けでは、支え受け、手刀受けが多くこれらの受けからの変化ある攻撃法を練習し、習得するのが特徴である。 分解 上段受けからの横打ち、裏打ち 注意点 2回目の閉足立ちから横払い横蹴り肘当て |
平安五段 演武 鶴山 千沙 |
この形は。閉足立ち、外八次立ち、猫足立ち、前屈立ち、後屈立ち、四股立ち、交差立ちなど殆どの基本の立ち方が含まれている。 受けでは、特に交差受けが多く、また相手に隙を与えてからの跳躍など他の平安の形にない動作があるので、この特徴の意味をよく理解し練習するよう心掛けること。 分解 中断上段交差受けから横打ち 二通り 交差立ち同時交差受け 注意点 2回目の閉足立ちから横払い横蹴り肘当て |
十六の形 演武 鶴山 千沙 |
この形は、糸東流流祖 摩文仁賢和先生が昭和16年に創作されたので16の形と命名された形にて、掬受け、押さえ受け、手刀受けや開手による掌低押がある。 分解 中上段掌低押し 注意点 双手横受けから、裏打ち 足の運び |
指導用「形」U | |
松風 演武 梶川 凛美 |
別名、ワンガン(腕貫)といい、泊地方に伝えられた松茂良派の形である。特徴は、突きの時に引手を連続的に脇下および肩の位置に押さえ受け、掬い受け続いて手刀受けがある。 |
ローハイ(鷺牌) 演武 池田 麗 |
ローハイには、糸州の鷺牌(ローハイ)初段、二段、三段の種類があるが 一般的に ろーはい の形として、松茂良の(ローハイ)が演じられている。 この形は、鷺足立ちに特徴があり、手刀払い。支え受けからの横打ち、回し蹴りかRの手刀受け等の変化に富んだ形である。 分解 受けから逆を取り投げる 手刀払いから横受け上段横打ちから投げ、押さえ決める技がある。 注意点 鷺足立ち手刀受け 回し蹴りから回って、則手刀受け |
バッサイ(抜砦) 演武 門石 圭代 |
攻防動作の変化に富んだ形であり、空手の基本的な技がほとんど包含された形である 突きから横受けへの一挙動、掛け手から足刀蹴り、輪受けから拳槌(挟み打ち)抱卵構えから双手突きなど変化のある技が随所に組み込まれている。 分解 交差立ち横受け 掬い止め 山字構え 掛け手から足刀蹴り 振り捨て 注意点 立ち方、交差立ち・横屈立ち・猫足立ち 突き、蹴り、打ちの緩急 |
セーエンチン (征遠鎮) 演武 池田 麗 |
東恩納系形にて、四股立ちの運足が多く、手技が中心で蹴り技がない、防禦技と攻撃技が平均的また左右に構成されており四方、斜めの演武線上での転身動作が特徴である。 分解 四股立ちからの開手膝上、掛け手からの貫手 拳支え横受けから、横受けから下段払い 押さえ受けから裏打ち 注意点 四股立ち 演武線(前後、四方、斜め) |
松村のバッサイ 演武 門石 圭代 |
松村のばっさいの特色は、上段揚げ受けからの押さえ落とし、裏突きを使って打ち落とすなどで、糸州派の抜砦(大)とは異なるが、全体的に猫足立ちによる手技がよく使われている。 分解 揚げ受け、裏打ち 中高一本拳から双手突き 注意点 揚げ受け、裏打ち 中高一本拳 |
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